麹処ゑあなについて

日本の伝統食材である「麹」の素晴らしさを発信しています


発酵料理作家 弘瀬久仁子

私は大好きだった祖母の影響をうけて、幼少期からとても料理に興味がありました。食を通して人々が笑顔になり楽しそうな姿を見るたびに、自分も幸せな気持ちになったのを憶えています。

大人になり現代の食の問題点を学ぶ中で、日本古来の「発酵」というプロセスに注目。自分が理想としている暮らしのスタイルを「」の中に見つけました。麹を使い時間をかけて料理をすることで、不思議と気持ちが落ち着き、心にも影響していると感じました。
オリジナルのレシピバリエーションも広がり、より多くの方に麹を使った料理を楽しんで頂きたくカフェも営業しています。

自然の恵みに感謝する

高知市から佐川町に引っ越してきた理由のひとつに、佐川町は尊敬する牧野博士ゆかりの地ということがありました。高知県全体としても自然に恵まれた土地ですが、特に佐川町には牧野博士のお墓のある「牧野公園」もあり、植物を愛する町民も多く、「まちまるごと植物園」という町ぐるみの取り組みも行われています。

私自身、カフェ営業や料理教室を開くなかで植物が人に寄り添ってくれていることへの感謝が深まっていきました。植物を見たり触れ合うことでも人は癒されます。料理に活かすことはもちろん、香りに癒されたり花で心が和んだり美しい自然を身近に感じることが出来るのは大きな魅力です。

カフェ営業以外にも地域の食材を活かした商品開発や地元の高校の地域学習の授業にも関わらせて頂いています。

自然豊かな佐川町

高知県西部に位置する佐川町は、歴史的建造物が点在する趣のある町です。

2023年春に放送予定の、NHK連続テレビ小説『らんまん』は佐川町出身の「日本植物学の父」と称された牧野富太郎博士がモデルになっており、住民や牧野ファンは大喜び。町が活気づいています

博士の愛した森の妖精「バイカオウレン」

春の訪れと共に群生地が白く染まっていきます。

麹処ゑあな

麹を使った料理という意味で麹処(こうじどころ)としたカフェを営業しています。


あなえあやな

ゑあなとは、日本古語「あなえあやな」をもじった造語で「まあ素晴らしい!」という意味があります。麴処ゑあなは、麹のすばらしさ、ひいては自然の素晴らしさを体感してもらいたいという気持ちが軸となっています。

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